セキュア開発トレーニングとは
神戸デジタル・ラボがセキュア開発に取り組んできた実績から企画・開発された実践的なトレーニングです。開発者が受講することで、プロジェクトの初期段階から脆弱性を作りこまないセキュア開発の手法を身に付けることができます。ECサイトや業務システムなど、主に個人情報や機密情報を扱うシステムの開発者にはぜひ取り組んでいただきたいセキュア開発ですが、なかなか全社で取り組むことが難しいという声をよく伺います。当社のセキュア開発トレーニングでは、セキュア開発への取り組み方も解説。セキュア開発への取り組みの第一歩としてもご活用ください。
サービスの特長
参加しやすいオンライントレーニング
理解度に応じて選べる2プラン
脆弱性診断の指摘が30%減の実績

こんなお悩みはありませんか
- セキュア開発の進め方がわからない
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セキュア開発の重要性はわかるし取り組みたいが、どのように始めたらいいのかわからない、といったお悩みを聞くことがあります。トレーニングを通して、なぜセキュア開発に取り組むのか、まず何から始めればいいのかからお伝えしますので、自社での取り組みへの第一歩としてもご検討ください。
- 知識はあるが実践で取り組めていない
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実践編では、実際のシステム実装時の具体的な設定や制御の方法、その必要性などについて学べます。テーマごとの講義や質疑応答に加え、途中何度かの理解度テストを実施し、受講者の理解度を評価しながら進めます。
- 脆弱性診断で同じようなところばかり指摘される
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当社で実施したトレーニングでは、トレーニング実施1年後、リリース前の脆弱性診断で修正の指摘を受けることが30%減。リリース直前の対応が減り、安全かつスムーズにリリースできるようになった、実績あるプログラムです。
サービスの特長
参加しやすい
オンライントレーニング
テレワーク推進企業にも嬉しい、オンライントレーニングです。
理解度に応じて選べる
2プラン
自社の成熟度に応じて、基礎編と実践編をお選びいただけます。
脆弱性診断の指摘が
30%減の実績
当社内で実施したトレーニングで既に実績が出ている、確かな品質のカリキュラムです。
トレーニング概要
初めて取り組む方向けの基礎編、ある程度知識はある方向けの実践編をご用意しております。
どちらか片方のみの受講、または両方の受講をお選びいただけます。
カリキュラム例
以下は基礎編と実践編を通じて学習する内容です。
どちらかの受講の場合は含まれない項目もございますので、予めご了承ください。
項目 | ご提供内容 |
なぜセキュア開発に取り組むのか? | 1章セキュア開発とは何か? 近年のサイバー攻撃とセキュア開発の関係 トレーニングの概要 OWASP Top 10概要 |
入力値検証 | 2章値の有効性を定義する方法 特殊なInput Validation |
エンコードとエスケープ | 3章エンコードとエスケープの必要性 XSSの脆弱性を悪用した攻撃 アンチパターン |
4章 サードパーティ製コンポーネントの脆弱性 | コンポーネントとは サードパーティ製コンポーネントの脆弱性とは? 脆弱性診断とツールについて サードパーティ製コンポーネントの脆弱性への対処 |
データの保護 | 5章保護すべきデータとその必要性 機密データの保護の方法 |
アクセス制御の基礎 | 6章アクセス制御とは? 制御のタイプ別事例 アクセス制御の不備の事例 実装時のポイント |
認証のセキュリティ要件 | 7章ユーザ認証のセキュリティ要件 認証の種類 |
セッション管理 | 8章 セッション管理の重要性 セッショントークンのライフサイクル 実装のポイント セッションに対する攻撃 |
認可 | 9章 認可の原則 認可の不備による事例 実装時の注意 |
シークレット管理 | 10章シークレット管理の考慮 シークレット管理の方法 |
ロギングの基本 | 11章ログの必要性 ログの種類 ログに残すべきポイント 実装時のポイント |
モニタリング | 12章モニタリングとは モニタリングツール 何をどこまでやるべきか |
受講期間・形式
項目 | ご提供内容 |
受講スケジュール | 基礎編/実践編各4時間(2時間×2回での実施もご相談可能です。※30日以内) |
内容 | 知識から実践までを体系的に学びたい方は基礎編/応用編通しての受講をおすすめしています。基礎のみ、または実践のみをご希望の場合は、内容のご希望やレベル感をお伺いしています。お気軽にご相談ください。 |
受講形式 | オンライン(Zoom) |
受講者数 | 最大20人(同時接続) |
導入の流れ
- お見積
- ご発注
- 開催日時
- 開催回数
- 講義参加
- 理解度チェックテスト
- 質疑応答
- 動画と資料の提供
- 振り返り
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